抱っこ法で子育て
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抱っこ法は、表面上に見えてる行動の奥に隠された気持ちを引き出し、その気持ちを受け止め、感情を解放させてあげ、本来もっている情緒の安定や意欲、心の成長の回復を助けていくことにあります。
抱っことは、「心の抱っこ」という意味で、障害者も子供も大人も全ての人に適用される技術なのです。
もとは自閉症や知的障がい者の方たちが、感情を上手く表現出来るようにと開発された教育法です。
例えば、よく泣く赤ちゃんがいます。お母さんの育児は完璧です。でも赤ちゃんは泣き止みません。お母さんは泣き止まそうと更に努力します。でも待ってください。赤ちゃんの泣き声に寄り添ってみてください。お母さんこそが一生懸命になり過ぎて、心が疲れて泣きたくなっていませんか?そうです。お母さんが泣きたいのです。赤ちゃんが泣くように、お母さんも泣いてみましょう。母は強し、と思わないで、泣いて心を解放してあげてください。すると自然と赤ちゃんも泣くのを止めるでしょう。
抱っこ法の基本的考えは、「泣いてもいいんだよ」です。そして「泣けなくなると苦しくなる」のです。泣きたいのに泣けないのは、心が我慢を強いられているのです。泣くとういことで感情を解放させてあげ、泣けるようにしてあげれば、心の傷は自然と癒されていくのです。
抱っこ法と井村さん
抱っこ法の第一人者である井村先生とは、日本抱っこ法協会認定のセラピストであり、「癒しの子育てネットワーク相談室」の主宰であり、「抱っこ法協会」会長の阿部さん率いる「和く輪く舎」スタッフでもあります。子育て中のお母さんを支援するために、育児相談や講演会をあちこちで開いています。井村先生のいう抱っこ法とは「心を抱っこする」ということだそうです。赤ちゃんを育ているお母さんは、気持ちにゆとりがありません。ついつい、一生懸命になり過ぎてしまうそうです。赤ちゃんはそれにいち早く気付きます。「ママ、そんなに頑張らないでいいよ。大丈夫だよ。」と赤ちゃんは泣いて知らせてくれてるのです。お母さんがその心の声に気付いた時、初めて赤ちゃんはホッとして泣き止むそうです。赤ちゃんを「いい子いい子」とするまえに、自分に「いい子いい子」と語りかけ、労わってあげて欲しいそうです。子は親の鑑。親が幸せなら赤ちゃんも幸せになる、と井村先生は語ってくれます。
抱っこ法といえばもう一人、ぴっかりさんこと萩原光(はぎはらこう)先生という子育ての専門家がいます。13年間教師をやっていましたが、抱っこ法という親子カウンセリングに出会い、教師をやめ、抱っこ法の活動に専念することにしました。現在は、子育て援助のほか、日本抱っこ協会の理事として会報の作成や研修会の開催、ホームページの運営、本の執筆、講演会など引っ張りだこです。
抱っこ法との出会いは、自身も娘二人の子育てに右往左往している時に出会い、自信と勇気を取り戻せたとのことです。子育てによる悩みやつまずきを少しでも助けたい、という思いで、「親子共に癒されていく子育て」を理念に、癒しの子育て、親育ちをすすめています。ホームページでの相談室は、年々増えていっているようなので、子育てに行き詰っているお母さんお父さんはたくさんいるんですよね。